冬の部屋の換気の仕方|厚労省は暖房を使いながら窓を少し開けると書く
冬に窓を開けると部屋が冷える。厚生労働省の急性呼吸器感染症(ARI)のQ&Aは、その場面への書き方として、暖房器具を使いながら換気する、一方向の窓を少しだけ開けて常時換気する、を挙げていました。暖房器具の近くの窓を開ける、人のいない部屋の窓から廊下を通して空気を入れる、という手も並んでいます。
換気が大事だとは聞いても、暖房を入れた部屋の窓を開けるのはためらいます。どのくらい開けるのか、暖房は止めるのかを知りたくて、この頁を読みました。頁は予防の方法を(1)から(6)まで並べていて、その(5)が「室内ではこまめに換気をする」です。この記事では、その(5)の段だけを読みます。
先に書かれているのは、換気設備と換気扇
(5)の段は、窓より先に、家に付いている設備の話から始まっていました。常時換気設備や台所・洗面所の換気扇を常時運転し、最小限の換気量を確保する、という書き方です。
注には、2003年7月以降に着工された住宅には常時換気設備(24時間換気システム)が設置されている、とありました。設置されている場合は常に動かす、フィルタを定期的に掃除する、吸気口を家具でふさがない、も同じ注に入っています。窓を開ける前に、まず止まっている設備がないかを見る順番です。
窓開けのコツは、対角線の2か所
窓を開ける時のコツは、短く2つでした。
対角線上にあるドアや窓を2か所開放すると効果的な換気ができます。
もう1つは、窓が1つしかない場合です。部屋のドアを開けて、扇風機などを窓の外に向けて置く、と書かれていました。
冬は、暖房を使いながら
冬場の留意点は、窓を開けると一時的に室温が下がる、という一文から始まります。続く答えはこうでした。
短時間に窓を全開にするよりも、一方向の窓を少しだけ開けて常時換気を確保する方が、室温変化を抑えられます。
冬は、一度に大きく開けるより、少しだけ開け続ける書き方です。暖房器具は止めずに使いながら換気する、とも書かれています。暖房器具の近くの窓を開けると、入ってくる冷気が暖められる、という手も挙がっていました。
その文には、続けて火の注意が付いています。暖房器具の種類や置く場所を決める時は、カーテン等の燃えやすい物から距離をあけるなど、火災の予防に気をつけるように、という一言です。窓のそばに暖房器具を寄せる時は、カーテンとの間もいっしょに見ることになります。
室温18℃を保てない時
段の最後に、数が1つ出てきます。窓を十分に開けると室温を18℃以上に保てない場合は、換気不足を補うためにHEPAフィルタによるろ過式の空気清浄機を併用することが有効、という文です。窓を開けることと室温を保つことが両立しない時の、次の手として書かれていました。
読み取れなかったこと
窓を何cm開ければよいのか、何分ごとに開けるのかは、この段には書かれていません。書かれているのは「少しだけ」「常時」という言葉までです。
18℃という数が、どこで測った室温なのかも、この文からは読めませんでした。
この記事が扱っていないこと
- 手洗い・湿度・休養・外出・ワクチンの段は扱いません。同じ問の(1)〜(4)と(6)にあります。症状・治療薬・受診の問も扱いません
- この記事は、換気で何がどれだけ防げるかは書いていません。頁は予防の方法の1つとして換気を挙げています
- 空気清浄機や換気扇の製品は比べません。当サイトは商品を選びません
この情報が、どこから来ているか
引いたのは、厚生労働省「令和7年度 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」のQ15の答えのうち、「(5)室内ではこまめに換気をする」の段です。数(2003年7月・2か所・18℃)も同じ段からです。引用は頁の文をそのまま写し、数は1文に1つずつ地の文で引きました。
出典:厚生労働省ホームページ(令和7年度 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A)。2026年10月10日に取得して読みました。
この記事は、上の資料をもとに、カルットが要約して作成しました。引用の部分は資料の文のままです。