ストーブの給油は火が消えてから|消防庁は完全に消えたのを確かめると書く

総務省消防庁の防災・危機管理eカレッジ「1.火災」は、ストーブの段の終わりで、給油は完全に火が消えたことを確認してから行う、と書いていました。同じ段には、燃えやすいものを近づけないこと、スプレー缶を近くに置かないこと、対震自動消火装置付きのものを使うことも並んでいます。

灯油のストーブは、使っている途中でタンクが空になり、その場で給油することになる暖房です。火を付けたままでよいのか、消してからどれくらい待つのかを知りたくて、この頁を読みました。頁は動画の教材に添えられた文で、「3.出火原因別防火のポイント」の中にストーブの段があります。この記事では、そのストーブの段だけを読みます。

ストーブによる火災は、全火災の約3%弱

段は件数から始まっていました。令和6年中のストーブによる火災は、1,016件です。

頁はこれを、全火災の約3%弱と書いています。同じ並びのこんろ・タバコ・たき火がそれぞれおよそ1割とされているのと比べると、件数は少なめです。そのうえで頁は、冬は要注意のストーブ、と続けていました。

いちばんに挙がるのは、燃えやすいものを近づけないこと

給油の話の前に、置き場所の文が来ます。

冬は要注意のストーブ。衣類など燃えやすいものを近づけないことが一番です。

「一番です」とあるので、段の中ではこれが最初の手です。続く文では、カーテンや家具に近づけないこと、ストーブの上などで洗濯物を乾かさないこと、が挙がっていました。スプレー缶については、置くのも厳禁、と強い言い方になっています。

給油は、完全に火が消えたことを確認してから

段の最後の2文が、給油と器具の話です。

給油は完全に火が消えたことを確認してから行います。できれば対震自動消火装置付きのものを使いましょう。

「消してから」ではなく「完全に火が消えたことを確認してから」と書かれています。スイッチを切った時ではなく、火が消えたのを目で確かめた時が、給油してよい時、という書き方です。対震自動消火装置は、揺れを感じると自動で火を消す装置のことで、こちらは「できれば」と添えられていました。

読み取れなかったこと

火を消してから何分待てばよいかは、この段には書かれていません。完全に消えたかどうかをどこを見て確かめるかも、文では読めませんでした。

どのくらい離せば「近づけない」になるのか、という距離の数もありません。段は石油・ガス・電気のストーブを分けておらず、どの種類の話かは書かれていませんでした。器具ごとの距離や給油の手順は、それぞれの取扱説明書を見ることになります。

この記事が扱っていないこと

  1. タバコ・たき火・こんろ・放火・火あそびの段は扱いません。こんろの段は別の記事で読みました(下の関連記事)
  2. 住宅用火災警報器・消火器・防炎品の段(5.住宅防火対策の推進)は扱いません
  3. 件数は1文に1つずつ引き、原因ごとの件数の並びは写していません。ストーブの機種や製品は比べません。当サイトは商品を選びません

この情報が、どこから来ているか

引いたのは、防災・危機管理eカレッジ「1.火災」の「3.出火原因別防火のポイント」のうち、ストーブの段です。件数(1,016件・約3%弱)も同じ段からです。引用は頁の文をそのまま写し、数は1文に1つずつ地の文で引きました。

出典:消防庁ホームページ(防災・危機管理eカレッジ「1.火災」)。2026年10月11日に取得して読みました。

この記事は、上の資料をもとに、カルットが要約して作成しました。引用の部分は資料の文のままです。