運動習慣を改善する意思の7択|最多は関心はあるが改善するつもりはない
令和元年の国民健康・栄養調査で、運動習慣を改善する意思を尋ねた問いの最多は「関心はあるが改善するつもりはない」でした。男性で23.9%、女性で26.3%です。
運動したほうがいいとは思っている。でも、始めるつもりまではない。そう答えた人は、どのくらいいるのか。令和元年の国民健康・栄養調査は、運動習慣を改善する意思を7つの選択肢で尋ねています。最も多かったのは、関心はあっても改善するつもりはない、という答えでした。今回は、その選択肢と数を、e-ヘルスネットの行動変容のステージと並べました。
先に: この設問は令和元年のもの
この設問があるのは、令和元年の調査の概要です。令和4年と令和6年の調査の概要には、同じ設問は見当たりませんでした。この記事は、令和元年の数を並べるところまでです。
7つの選択肢
問いは「あなたは、運動習慣を改善してみようと考えていますか。」で、選択肢は次の7つでした。
- 改善することに関心がない
- 関心はあるが改善するつもりはない
- 改善するつもりである(概ね6ヶ月以内)
- 近いうちに(概ね1ヶ月以内)改善するつもりである
- 既に改善に取り組んでいる(6ヶ月未満)
- 既に改善に取り組んでいる(6ヶ月以上)
- 運動習慣に問題はないため改善する必要はない
最多は「関心はあるが改善するつもりはない」
運動習慣改善の意思について、「関心はあるが改善するつもりはない」と回答した者の割合が最も高く、男性で 23.9%、女性で 26.3%であった。
運動習慣があるかどうかで分けた結果も書かれています。
男女ともに運動習慣のある者では、「既に改善に取り組んでいる(6ヶ月以上)」と回答した者の割合が最も高く、男性 34.3%、女性 40.5%であった。
運動習慣のない者では、「関心はあるが改善するつもりはない」と回答した者の割合が最も高く、男性31.2%、女性28.2%でした。運動習慣のない人でも、最も多いのは「関心がない」ではなく「関心はある」の側でした。
e-ヘルスネット: 5つのステージと逆戻り
e-ヘルスネットの行動変容ステージモデルの頁は、行動を変えるときの段階をこう書いています。
行動変容ステージモデルでは、人が行動を変える場合は「無関心期」→「関心期」→「準備期」→「実行期」→「維持期」の5つのステージを通ると考えます。
頁には、ステージごとの働きかけが9つ挙がっています。そして最後に、次の文がありました。
なお行動変容のプロセスは、常に「無関心期」から「維持期」に順調に進むとは限りません。いったん「実行期」や「維持期」に入ったのに、その後行動変容する前のステージに戻ってしまう「逆戻り」という現象も起こり得ます。
調査の7つの選択肢と、この5つのステージは、同じ区切りではありません。この記事では、2つを対応づけず、並べるだけにします。
7つ・5つ・9つは資料に並んでいる数で、割合はすべて調査の要約に書かれているものです。
読み取れなかったこと
「関心はあるが改善するつもりはない」人が、なぜ改善するつもりがないのかは、この設問からは分かりません。
令和元年より後に、この割合がどう変わったかも、令和4年・令和6年の概要には同じ設問がなく、分かりませんでした。
この記事が扱っていないこと
- 体重や体のことは扱いません
- 7つの選択肢を5つのステージに当てはめることはしません
- 運動の種目のすすめはしません
この情報が、どこから来ているか
出典: 厚生労働省ホームページの「令和元年 国民健康・栄養調査結果の概要」(PDF)と、厚生労働省 e-ヘルスネット「行動変容ステージモデル」(松本 千明・最終更新日:2019年6月4日)。いずれも2026年10月8日に取得して読みました。
この記事は、上の資料をもとに、カルットが要約して作成しました。引用の部分は資料の文のままです。