運動する場所はどこが多いか|道路が52.3%で自宅が37.3%
この1年に運動した人が挙げた場所でいちばん多かったのは道路で、52.3%でした。次が自宅または自宅敷地内の37.3%です。
運動はどこでする人が多いのか。スポーツ庁の令和7年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」には、運動・スポーツをどこで実施したかを尋ねた設問があります。場所は13の区分に分けて集計されていました。今回はその並びと、同じ調査にある「環境変化」の設問を数えました。
先に: どんな調査か
調査は、登録モニターを使ったWebアンケートです。対象は18〜79歳の男女で、有効回収数は40,000件、実施期間は令和7年11月7日から11月28日でした。表の「10代」は、18歳と19歳のことです。場所の設問に答えているのは、この1年に運動・スポーツをした30,176人でした。
13の場所の割合
全体の数字を、多い順に並べます。
| 場所(調査の区分名) | 全体(30,176人) |
|---|---|
| 道路 | 52.3% |
| 自宅または自宅敷地内 | 37.3% |
| 公園 | 26.1% |
| 職場または職場敷地内 | 17.7% |
| 公共体育・スポーツ施設 | 17.4% |
| 山岳・森林・海・湖・川等の自然環境 | 17.1% |
| フィットネスクラブ・ジム等の民間商業インドア施設 | 15.8% |
| レジャープール、スキー場、ゴルフ場等の民間商業アウトドア施設 | 12.2% |
| その他 | 6.8% |
| 学校体育施設 | 5.0% |
| わからない | 4.3% |
| 公民館 | 3.4% |
| 空き地 | 3.1% |
上の3つ(道路・自宅・公園)は、どれも施設ではない場所でした。ジムなどの民間商業インドア施設は15.8%で、7番目です。13の区分を足すと100%を大きく超えるので、1人が複数の場所を挙げられる形だと読めます(当サイトの足し算による読み方です)。
頻度が増えた人は、ジムと公共施設で多い
同じ表には、1年前と比べて運動の頻度が「増えた」人の行もあります。調査は、その違いをこう書いています。
この1年間の運動・スポーツ実施の場所を1年前と比較した実施増減別で見ると、“増えた”の回答は「フィットネスクラブ・ジム等の民間商業インドア施設」「公共体育・スポーツ施設」「自宅または自宅敷地内」「職場または職場敷地内」の順で全体を上回っている。
| 場所 | 全体 | 頻度が「増えた」人(5,421人) |
|---|---|---|
| フィットネスクラブ・ジム等の民間商業インドア施設 | 15.8% | 25.7% |
| 公共体育・スポーツ施設 | 17.4% | 24.3% |
| 自宅または自宅敷地内 | 37.3% | 44.1% |
| 職場または職場敷地内 | 17.7% | 21.1% |
差がいちばん大きいのはジムなどの施設で、9.9ポイントでした。道路は全体52.3%に対して増えた人が53.1%で、ほとんど変わりません。差の計算は当サイトによるものです。ジムに行ったから頻度が増えたのか、頻度が増えた人がジムを使ったのかは、この表からは分かりません。
環境が変わったと答えた人は少ない
別の設問では、この1年に運動・スポーツをする環境に変化があったかを尋ねています(複数回答・40,000人)。
「特に変化は感じられなかった」が全体の約8割を占めている。
表の数字では79.0%です。変化の中で多かったのは、「屋外で運動やスポーツを実施する事が多くなった」5.3%、「自宅等の屋内で運動やスポーツを実施することが多くなった」5.1%、「運動やスポーツを意識的に行うようになった」4.4%でした。選択肢は「その他」を含めて12個並んでいます(当サイトの数え)。
10代では、変化を挙げる人が多くなっていました。「特に変化は感じられなかった」は、男性10代で50.8%、女性10代で60.8%です。「屋外で運動やスポーツを実施する事が多くなった」は男性10代で14.7%、女性10代で11.2%でした。
いまの運動で確かめる
前回どこで途切れたかと、どこでやっていたかを選ぶと、原因を1つに絞るツールを置いています。場所の選択肢は、ジム・スタジオ、自宅、屋外(ランニング・散歩)の3つです。
読み取れなかったこと
どの運動をどこでしたかは、この表からは分かりません。設問は実施した種目ごとに場所を尋ねる形ですが、表は場所ごとの合計だけでした。
1人が平均していくつの場所を挙げたかは書かれていません。割合の分母は、表の全体の行にある30,176人だと読んでいます。
この記事が扱っていないこと
- どの場所で運動するのがよいかは書きません。調査は、どこで実施したかを数えているだけです
- 施設や器具の製品は比べません。ジムの選び方も扱いません
- 体への効果は扱いません。頻度や場所と、健康の関係はこの設問には出てきません
この情報が、どこから来ているか
スポーツ庁の世論調査の別紙PDF(40ページ)の31ページと35ページを、2026年9月24日に取得して読みました。公的機関の調査です。表は文字を取り出すと列の順が崩れるため、ページを画像にして目で読み、数字を写しています。
数え方を書いておきます。13の区分は、表の列見出しを数えました。差の9.9ポイントは25.7から15.8を引いた値です。12個は、環境変化の設問の行見出しの数です。
出典: スポーツ庁令和7年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」の概要(別紙)(全40ページのPDF。Q17 は35ページ、Q45 は31ページ)。2026年9月24日に取得して読みました。同じPDFの別の設問を数えた記事が1本あります。
訂正
- 訂正 2026-09-25: 冒頭の段落で、世論調査の設問を「環境の変化」と鉤括弧で書いていましたが、調査の語は「環境変化」でした。「環境変化」に直し、数え方の段落の語もそろえました。