ガス・石油暖房器具の換気|政府広報オンラインは1時間に1回か2回と書く

政府広報オンラインの冬の製品事故の頁は、燃焼排ガスを屋内に排出する開放式のガス・石油暖房器具について「1時間に1回か2回の換気(窓などを開ける)を行いましょう。」と書いています。理由として挙がっているのは、不完全燃焼による一酸化炭素中毒です。

寒い日に窓を開けるのはためらいます。ガスや石油のストーブ、ファンヒーターを使っている部屋で、どのくらい換気すればいいのかを知りたくて、政府広報オンラインの頁を読みました。今回は、暖房器具と換気の段を並べます。

開放式の器具は、1時間に1回か2回

リビングの節の暖房器具の段には、事故防止の文がいくつか並んでいます。その最初の1文です。

燃焼排ガスを屋内に排出する開放式のガス・石油暖房器具を使用する際には、1時間に1回か2回の換気(窓などを開ける)を行いましょう。

同じ段には、起きた事故として、換気を行わずに長時間使用したところ、不完全燃焼による一酸化炭素中毒事故が発生した例が書かれていました。

対象は「燃焼排ガスを屋内に排出する開放式」の器具で、排ガスを屋外に出す器具の話ではありません。自分の器具がどちらかは、頁からは分かりません。取扱説明書で確かめることになります。

一酸化炭素は気づきにくい

キッチンの節の「一口メモ」には、ガスと換気の話がまとめられています。

ガスが燃えるには新鮮な空気が必要です。換気が不十分だと不完全燃焼が起こり、室内にいる人が一酸化炭素中毒になるおそれがあります。

続く文が、気づきにくさの説明です。

一酸化炭素は無色、無臭、無刺激の気体です。室内の一酸化炭素濃度が高くなっても気づきにくく、死に至ることもあります。

においで気づける、という前提がない書き方でした。

温風の前と、給油のとき

暖房器具の段には、換気のほかに次の文も並んでいます。

温風が当たるところに燃えやすいものを放置しないようにしましょう。

給油については、石油暖房器具のカートリッジタンクに給油するときは消火をしてから行うこと、タンクのふたが完全に締まっているかを確かめることが書かれていました。給油と火の段は、ストーブの給油は火が消えてからでも読んでいます。

読み取れなかったこと

1回の換気で窓を何分開けるか、どのくらい開けるかは、この頁には書かれていませんでした。書かれているのは「1時間に1回か2回」という回数までです。

一酸化炭素の警報器についても、この頁には書かれていません。

この記事が扱っていないこと

  1. 体の症状や手当ては扱いません。体調に不安がある場合は医療機関に相談してください
  2. 暖房器具の製品は比べません。当サイトは商品を選びません
  3. ガス器具の点検の手順は扱いません。異常に気づいたらメーカーや販売店に相談するよう、頁に書かれています

この情報が、どこから来ているか

出典: 政府広報オンライン(取材協力: 経済産業省 文責: 内閣府政府広報室)「あなたは大丈夫? 冬の製品事故」。政府広報オンラインへのリンクです。2026年10月13日に取得して読みました。頁の中にある独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の事故事例は、この記事では引いていません。

この記事は、上の資料をもとに、カルットが要約して作成しました。引用の部分は資料の文のままです。