咳エチケットのやり方|厚労省はマスクが無い時は腕の内側で覆うと書く
厚生労働省の「令和7年度 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」は、咳エチケットを、心がけることの3つの行いとして書いていました。咳やくしゃみを人に向けない、マスクが無い時はティッシュや腕の内側で口と鼻を覆う、使ったティッシュはすぐ捨てる、の3つです。
咳エチケットという言葉はよく聞きますが、マスクを持っていない時にくしゃみが出そうになったら、手で覆えばよいのか、何で覆うのかまでは、言葉だけでは分かりません。それを知りたくて、前に冬の換気を読んだのと同じQ&Aの、咳エチケットの段を開きました。この記事では、その段だけを読みます。
1つ目: 咳やくしゃみを、人に向けない
頁は、咳エチケットとして守ることを並べる前に、普段から皆が心がけること、と書いていました。1つ目はこうです。
咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと
マスクの話より先に、向きの話が来ています。「普段から皆が咳エチケットを心がけ」とあり、具合の悪い人だけに向けた書き方ではありませんでした。
2つ目: マスクが無い時は、腕の内側で覆う
2つ目は、マスクを着けることと、マスクが無い時の代わりです。
とっさの咳やくしゃみの際にマスクがない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆い、顔を他の人に向けないこと
この文の前には、咳やくしゃみが出ているときはできるだけ不織布製マスクを着用すること、とありました。覆う物として名前が出ているのはティッシュと腕の内側で、手のひらではありません。覆う場所は口だけでなく、口と鼻の両方です。
不織布(ふしょくふ)については、同じQ&Aの別の段に注があり、繊維を絡ませたり固めたりして、糸や布を織らずに作った布状の素材のこと、と説明されていました。
3つ目: 使ったティッシュはすぐ捨て、手で受けたら手を洗う
3つ目は、覆った後の始末です。
鼻水・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと
手のひらで受け止めてしまった時のことも、ここに入っています。2つ目の覆う物に手のひらの名前は無く、手のひらは3つ目の、受けてしまった後の始末のほうに出てきます。手で受けたら、そのあと手を洗う、という順です。
子どものマスクには、別の注意がある
マスクの文には「(※)」の印があり、同じ段の下に、子どものマスクについての注意がまとめられていました。その中に、年齢を区切った1文があります。
乳幼児については、2歳未満では、息苦しさや体調不良を訴えることや、自分で外すことが困難であることから、窒息や熱中症のリスクが高まるため、着用は奨められていません。
咳エチケットの段に、マスクを着けない側の注意も並んでいます。子どものマスクは、すこやかな発育・発達の妨げとならないよう配慮することが重要、とも書かれていました。
読み取れなかったこと
腕の内側で覆った後、その服をどうするかは、この段には書かれていません。ティッシュと手のひらについては始末の仕方がありましたが、袖については1文もありませんでした。
2歳以上の子どもにマスクを着けるかどうかの線も、この段からは読めませんでした。頁は、保護者や周りの大人が個々の子どもの体調に注意するように、と書くところで止まっています。
この記事が扱っていないこと
- 症状・重症化・治療薬・ワクチン・受診の段は扱いません。体のことは医療機関や頁の該当の問で確かめてください
- 同じQ&Aの冬の換気の段は冬の部屋の換気の仕方で読みました。手洗い・湿度の段はこの記事では扱いません
- マスクの銘柄や種類は比べません。当サイトは商品を選びません
この情報が、どこから来ているか
引いたのは、厚生労働省「令和7年度 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」のQ16の答えの(2)咳エチケットの徹底の段と、そのマスク着用の留意事項、およびQ15の(4)の不織布の注です。数(2歳未満)も同じ段からです。引用は頁の文をそのまま写しました。
出典:厚生労働省ホームページ(令和7年度 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A)。2026年10月12日に取得して読みました。
この記事は、上の資料をもとに、カルットが要約して作成しました。引用の部分は資料の文のままです。