ペットの防災用品は何日分か|5日と7日、例の9行に数量は0件
ペットの防災用品について、日数は2つ出てきました。5日と7日です。いっぽう用品の例は9行並んでいて、そのうち数量が書かれている行は0件でした。
ペットの防災用品をそろえようとすると、最初に止まるのは「どのくらい持てばいいのか」だと思います。人の備蓄なら日数の目安が資料に出てきますが、動物の側はどう書かれているのか。東京都の1ページを開いて、日数と品目をそれぞれ数えました。
日数は「5日」と「7日」の2つ
日数が出てくるのは1か所だけでした。1つの文に2つの数が入っています。
ペットのための備えは飼い主の責任です。最低でも5日分、できれば7日分を目安にペットの防災用品を備蓄しておきましょう。(東京都保健医療局「『同行避難』するために・・・日ごろからの備えが大切です」)
2つの数は、並んでいるのではなく段になっています。5日には「最低でも」、7日には「できれば」が付いていて、どちらも「目安」でくくられています。下限と、望ましい線が、1文の中で分けて書かれている形です。数だけを取り出すと、この段の差は消えます。
備えとして立っている小見出しは5つ。物の話は1つ
このページは「日ごろからの備えが大切です」という節の下に、【】で囲んだ小見出しを置いています。数えると5つでした。
| 小見出し | 何の話か |
|---|---|
| 避難場所の確認 | 場所と経路を家族で確認する |
| 身元表示 | はぐれたときに戻れるようにする |
| 健康管理 | 予防注射・ワクチン・寄生虫の駆除 |
| しつけ | 避難と避難所での行動 |
| 防災用品の備蓄 | 物をそろえる |
物をそろえる話は、5つのうち1つです。残る4つは、買って置いておくことでは終わらない種類の備えになっています。当サイトが別の資料で読んだときも同じ向きでした——ペットと同行避難できるか|避難所ごとに事前の確認と書かれるで引いた環境省のページは、備えとしてキャリーやケージに慣れさせておくことを先に挙げていました。今回のページは、その並びを小見出しの数として見せています。
用品の例は9行。数量は1つも書かれていない
物の側は、本文とは別に「◆防災用品の例」として並べられています。行は9つです。
◆防災用品の例
・フード及び水
・動物の常備薬
・食器
・トイレ用品(ペットシーツ、猫砂など)
・首輪及びリード
・健康の記録(既往歴、ワクチン接種歴がわかるもの)
・写真(飼い主と一緒に写っているもの)
・ケージ、キャリーバッグ
・その他(ガムテープ、おもちゃなど)(同)
この9行を、書かれ方で分けて数えました。
| 数えたもの | 件数 |
|---|---|
| 行の数 | 9 |
| 「及び」で2つを1行にまとめている行 | 2 |
| 読点で2つを1行にまとめている行 | 1 |
| 括弧で中身を補っている行 | 4 |
| 数量(いくつ・何枚・何リットル)が書かれた行 | 0 |
| 「その他」でくくられた行 | 1 |
括弧の外にある名前だけを数え直すと11になります(「その他」の行を除く)。フードと水、首輪とリードが「及び」で1行に入り、ケージとキャリーバッグが読点で1行に入っているためです。行の数と、物の数は一致しません。
そして、いくつ用意するかを書いた行は1つもありませんでした。枚数も、重さも、容量も出てきません。日数はこの一覧の外にあり、一覧の側には数がない——というのが、このページを数えた結果です。
9行のうち2行は、物ではなく紙
一覧の6番目と7番目は、健康の記録と写真です。括弧の中で、それぞれ何を指すかが書かれています。記録のほうは既往歴とワクチン接種歴がわかるもの、写真のほうは飼い主と一緒に写っているものです。どちらも、あとから用意できない種類のものです。写真に「飼い主と一緒に」という条件が付いているのは、この一覧の中でここだけでした。
身元表示の小見出しには、法令の名前が1つ出てきます。
※犬は狂犬病予防法において鑑札及び注射済票の装着が義務付けられています。(同)
このページで法律の名前が出てくるのは、ここ1か所だけです。装着が義務とされているものは鑑札と注射済票の2つで、対象は犬と書かれています。猫や他の動物について、同じ形の記述はありません。
「同行避難」は、一緒に過ごすことではないと書かれている
数を読む前提として、ページが最初に置いている断りがあります。
同行避難とは、災害発生時に飼い主が飼育しているペットを同行し、避難所まで安全に避難することです。避難所において人とペットが同一の空間で居住できることを意味するものではありません。それぞれの避難所のルールに従ってください。(同)
避難所までは一緒、そこから先は避難所ごと、という分け方です。さらに、連れて行かない選択肢にも触れています。
また、どのような状況下においても必ず同行して避難しなければいけないというものではありません。自宅が安全であり、定期的にペットの世話をするために戻れる状況にあるのであれば、避難所に連れて行かないということも選択肢の一つです。ただし、その場合も、毎日の食事と健康状態の確認が大切です。(同)
連れて行かない側にも、条件が2つ付いています。自宅が安全であること、世話のために定期的に戻れること。そのうえで「毎日の食事と健康状態の確認」が続きます。選択肢として置かれてはいますが、無条件ではありません。
受け入れの側についても、1文だけ書かれています。犬、猫、小鳥、小型のげっ歯類等を一般的なペットとしたうえで、それ以外の動物は避難所での受入れが難しい場合もある、という形です。名前が挙がっている動物は4つで、末尾に「等」が付いています。一覧を閉じてはいません。
読めなかったこと
5日・7日が、9行のどこまでにかかるのかは書かれていません。文は「ペットの防災用品を備蓄しておきましょう」と全体を指していますが、食器やケージを「5日分」と数えることはできません。日数で数えられる行と、そうでない行が混じっています。この分け方は当サイトが読んで整理したものであり、資料の側がそう分けているわけではありません。
ページに更新日の記載を見つけられませんでした。末尾にあるのは記事IDで、当サイトが見たのは「記事ID:115-001-20240726-006810」という文字列です。この数字が何を表すかは、ページに書かれていません。いつ書かれたものかは、当サイトには分かりません。
ページから案内されているリーフレットは開いていません。本文の最後に別ページへの案内がありますが、今回数えたのはこの1ページの中だけです。リーフレットの側に数量や日数が書かれている可能性はありますが、確かめていません。
この記事が扱っていないこと
- 商品名は書きません。引いたページの本文に、特定の製品名は1つも出てきません
- 避難所で受け入れてもらえるかは書けません。出典自身が「それぞれの避難所のルールに従ってください」と書いています
- 動物の種類ごとの違いは書きません。法令の記述は犬についてだけで、他の動物に同じ形の記述がありません
- 人の側の備蓄は別に書いています——防災備蓄の中身は何を揃えるか|世帯構成と住まいで変わる目安、備蓄の水は1日どのくらい必要か|3リットルが指している範囲
- 健康や治療に関わることは扱いません。常備薬もワクチンも一覧に名前があるだけで、中身の判断は資料の範囲を超えます
この情報が、どこから来ているか
出典は1ページです。東京都保健医療局の「『同行避難』するために・・・日ごろからの備えが大切です」を、2026年9月22日に取得して本文を読みました。運営元が異なる情報源で同じ内容を確認してはいません。5日も7日も9行も、このページ1枚の中で数えた数です。
同行避難について、当サイトは別の資料でも1本書いています——ペットと同行避難できるかは環境省のページを読んだもので、今回とは別の文書です。2本は同じ言葉を扱っていますが、環境省の側には今回のような用品の一覧がなく、東京都の側には避難場所ごとの確認という書き方がありません。どちらか一方に寄せず、それぞれが書いている範囲だけを、それぞれの記事に書いています。
数え方も書いておきます。小見出しは【】で囲まれたものを数えて5つ、用品の例は行頭の「・」で区切られた行を数えて9つです。「及び」と読点で1行に2つ入っているものは、行としては1、名前としては2として数えました。数量の0件は、9行の中に単位の付いた数が1つも無いことを指します。
問い合わせ先の部署名は、ページに書かれているものをそのまま読みました。保健医療局健康安全部環境保健衛生課動物管理担当です。監修者や執筆者の記載は見つけられませんでした。
出典: 東京都保健医療局「『同行避難』するために・・・日ごろからの備えが大切です」(担当: 保健医療局健康安全部環境保健衛生課動物管理担当。リンクは保健医療局のサイトポリシーに従いトップ頁)。2026年9月22日に取得。ページ内で案内されているリーフレットは取得・照合していないため使っていません。