画面との距離と休憩は何分か|40cm以上と1時間ごとに10〜15分

距離と休憩の数は同じ節にあり、1時間の中にも別の小休止が置かれていました。

画面から何センチ離れればよいか。どれくらいで休めばよいか。この2つは、同じ文書の同じ節に、数で書かれていました。

先に、この数が誰に向けて決められたものかを書きます

この記事で引く文書は、自宅の机に向けて書かれたものではありません。厚生労働省のテレワークのガイドラインに、次の一文があります。

「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(令和元年7月12日基発0712第3号)は一般には適用されないが、安全衛生に配慮したテレワークが実施されるよう、これらの衛生基準と同等の作業環境となるよう

主語は事業者で、自宅で作業する個人に国が定めたものではありません。この記事は、その文書が何をどう書いているかを数えるところまでを扱います。

距離は「おおむね 40cm 以上」

(イ)おおむね 40cm 以上の視距離が確保できるようにし、この距離で見やすいように必要に応じて適切な眼鏡による矯正を行うこと。

「おおむね」が付いています。そしてこの距離で見えることが前提で、見えない場合は矯正の話に続いていました。画面の高さについても、同じ並びに1つあります。

(ロ)ディスプレイは、その画面の上端が眼の高さとほぼ同じか、やや下になる高さにすることが望ましい。

文字の大きさにも数があります。

(ホ)ディスプレイに表示する文字の大きさは、小さすぎないように配慮し、文字高さがおおむね3mm 以上とするのが望ましい。

40cm・3mm のどちらにも「おおむね」が付き、後ろの2つは「望ましい」で終わっています。

休みのほうは、3つの数が1文に入っている

ロ 一連続作業時間及び作業休止時間
一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に 10 分~15 分の作業休止時間を設け、かつ、一連続作業時間内において1回~2回程度の小休止を設けるよう指導すること。

1文に数が3つ入っています。

何の数か値
一連続作業時間1時間を超えない
次の連続作業までの作業休止時間10分〜15分
一連続作業時間内の小休止1回〜2回程度

1時間ごとに休む、というだけではありません。続けて作業する1時間の中にも、1〜2回の小休止が別に置かれています。3つ・40・3・1〜2 という数は、当サイトが数えた結果です。

いまの机で確かめる

ここで数えた条件を含めて、いまの机を1つずつ確認できるツールを置いています。

在宅デスク環境を確かめる →

この記事が扱っていないこと

  1. 目や体の症状は判断しません。この記事は、文書に書かれている数と、その数に付いている条件を置くところまでです
  2. 製品は選びません。画面や眼鏡について、当サイトが商品を比べることはしません
  3. 自宅に義務があるとは書きません。上に引いたとおり、この文書は一般には適用されません

この情報が、どこから来ているか

出典: 厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(令和元年7月12日 基発0712第3号・全33ページのPDF)、「事務所衛生基準規則」(昭和47年労働省令第43号・厚生労働省 法令等データベース)、「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」(令和3年3月25日・全20ページのPDF。前置きの引用のみ)。いずれも2026年9月22日に取得して読みました。引用のうち頁またぎになっていた文は、空白を詰めてつないでいます。