雪下ろしの事故|内閣府は大雪の人的被害の約8割が除雪中と書く

内閣府の広報誌「ぼうさい」の大雪の特集は、「雪による事故の死者の多くは除雪中の事故によるものです。」と書いています。雪下ろしでは、屋根からの転落が多いとされていました。

雪の多い地域では、冬になると屋根の雪下ろしや雪かきが欠かせません。どんな場面で事故が起きているのかを知りたくて、内閣府の防災情報のページにある特集を読みました。今回は、その中の除雪中の事故の段を並べます。

大雪の人的被害の約8割が、除雪中の事故

特集は、除雪中の事故について、次のように書いています。

雪による事故の死者の多くは除雪中の事故によるものです。(平成26年度の大雪による人的被害の約8割が雪下ろし等の除雪中の事故。ただし交通事故を除く。)

この数は、頁が引く消防庁の資料(平成27年4月1日)によるものです。頁の注には、除雪作業中の死者は全体の死者の78%とあります。

続けて、事故の起きる場面と、起きやすい人が書かれています。

除雪中の事故は、自宅など建物の屋根雪下ろしや雪かき等の作業中に発生しており、中でも高齢者の比率が高いことが特徴です。

雪下ろしでは、屋根からの転落が多い

雪下ろしの事故については、1文で傾向が書かれていました。

雪下ろしの事故の場合、屋根からの転落事故が多く、高齢者や一人での作業中に多く発生しています。

その次の文が、頁の勧めです。

何かあった時に対応できるよう作業は複数人で行うようにしましょう。

一人で屋根に上らない、という書き方でした。

屋根の上だけではない

頁は、除雪中の事故の場面を5つ挙げています。屋根の上で足が滑る転落のほかに、軒下で落ちてきた雪に埋まる事故、融雪槽に雪を投げ入れている時に槽の中へ落ちる事故、除雪機の事故、作業中に心筋梗塞などで倒れる事故です。

除雪機の事故は、こう書かれていました。

エンジンを止めずに、雪詰まりを取り除こうとして巻き込まれる事故

屋根の上だけでなく、軒下や地上の作業にも事故の場面がある、という並びでした。

慣れや過信が事故を招く

段の最後は、事故の原因の書き方です。

また、事故は除雪作業に対する慣れや過信、油断が事故を招いています。除雪作業前に事故防止のポイントを確認しましょう。

毎年している作業だから大丈夫、という気持ちが、事故の側に書かれていました。

読み取れなかったこと

頁の「事故防止のポイント」の中身は、文字では読めませんでした。見出しのあとに文の行がなく、図の中に書かれているようです。

地域ごとの事故の数や、屋根の傾きと事故の関係も、この頁には書かれていませんでした。

この記事が扱っていないこと

  1. 除雪機の使い方は扱いません。製品の取扱説明書を確かめてください
  2. 心筋梗塞などの体のことは扱いません。体調に不安がある場合は医療機関に相談してください
  3. 車での雪道の事故は扱いません。同じ頁の別の段です

この情報が、どこから来ているか

出典: 内閣府の広報誌「ぼうさい」第81号(平成27年度 冬号)の特集「大雪への備え~雪害では、どのような災害が起こるのか」(内閣府防災情報のページ)。内閣府防災情報のページは、サイトの決まり(リンクしたら連絡)に従い、リンクを張らず名前だけにしています。2026年10月13日に取得して読みました。

この記事は、上の資料をもとに、カルットが要約して作成しました。引用の部分は資料の文のままです。