冬の入浴中の事故|政府広報オンラインは湯温41度以下を目安にと書く
政府広報オンラインの頁は、冬の入浴について「湯温は41度以下、お湯につかる時間は10分までを目安にする」と書いています。入浴前に脱衣所や浴室を暖めておくことなど、対策は6つ挙がっていました。
寒い時期のお風呂は、長く温まりたくなります。けれど冬は入浴中の事故が増えると聞き、どんなことに気をつければいいのかを知りたくて、政府広報オンラインの頁を読みました。今回は、頁が挙げる6つの対策を並べます。
11月から4月に多くなる
頁は、事故の多い時期を次のように書いています。
体を温め、1日の疲れを癒してくれるお風呂。しかし、11月から4月にかけての寒い季節、入浴中に気を失い、浴槽の中で溺れる事故が多くなります。特に高齢者は注意が必要です。
頁が引く厚生労働省の人口動態統計(令和5年)では、高齢者の浴槽内での不慮の溺死及び溺水の死亡者数は、交通事故の死亡者数のおよそ3倍とされています。
原因の1つとして頁が挙げるのは、急な温度差による血圧の急激な変化です。暖かい部屋から冷えた脱衣所や浴室に移ると、血圧が一気に上がり、浴槽で温まると下がる、という順に書かれていました。
頁が挙げる6つの対策
対策は、高齢者だけでなく家族みんなで心がけるものとして6つ並んでいます。入浴前に脱衣所や浴室を暖めておくこと、湯温とつかる時間の目安、浴槽から急に立ち上がらないこと、食後すぐや飲酒後・医薬品服用後の入浴を避けること、入る前に家族にひと声かけること、家族が入浴中の高齢者に注意することです。
湯温は41度以下、つかる時間は10分まで
数が出てくるのは、2つ目の対策です。
お湯の温度は41度以下にし、お湯につかる時間は10分までを目安にし、長時間の入浴は避けましょう。
頁は、その理由として、42度のお湯で10分入浴すると体温が38度近くに達する例を挙げています。温度計やタイマーで湯温や入浴時間を「見える化」することも勧めていました。
浴室を暖める工夫
1つ目の対策には、浴室に暖房設備がない場合の工夫が書かれています。
浴室に暖房設備がない場合は、「湯を浴槽に入れるときにシャワーから給湯する」、「浴槽の湯が沸いたところで、十分にかき混ぜて蒸気を立て、ふたを外しておく」など、できるだけ浴室内を暖め寒暖差が少なくなるように工夫しておきましょう。
設備がなくても、湯を張るときの手順で浴室を暖める、という書き方でした。
立ち上がるときと、家族のひと声
3つ目の対策の結びは、こうでした。
浴槽から出るときは、手すりや浴槽のへりなどを使ってゆっくり立ち上がるようにしましょう。
家族の側の対策には、「時間が長い」「音が全くしない」「突然大きな音がした」など何か異常を感じたら、ためらわずに声を掛けるように、と書かれています。
読み取れなかったこと
脱衣所や浴室を何度まで暖めればよいかは、この頁には書かれていませんでした。数で書かれているのは、湯温41度以下とつかる時間10分までの2つです。
家の構造(浴室の窓や断熱)と事故の関係も、この頁には書かれていません。
この記事が扱っていないこと
- 体の症状や持病のことは扱いません。体調に不安がある場合は医療機関に相談してください
- 倒れている人を見つけたときの手当ては扱いません。頁のコラムにあります
- 暖房器具や温度計の製品は比べません。当サイトは商品を選びません
この情報が、どこから来ているか
出典: 政府広報オンライン「交通事故死の約3倍?!冬の入浴中の事故に要注意!」(取材協力: 消費者庁 文責: 内閣府政府広報室)。政府広報オンラインへのリンクです。2026年10月13日に取得して読みました。
この記事は、上の資料をもとに、カルットが要約して作成しました。引用の部分は資料の文のままです。