水道管の凍結防止の巻き方|都の水道局は保温材を蛇口の根本まで巻くと書く

東京都水道局の頁は、家庭でできる凍結対策の例として、外気に直接触れる水道管に保温材を巻き、ヒモで固定し、その上からビニールテープ等で蛇口の根本まで巻く、という手順を挙げていました。保温材は市販品のほかに、毛布や発泡スチロールなど家にある物でも代用できる、と続きます。

冬の朝に水が出なくなる前に、屋外の水道管に何をしておけばよいのかを知りたくて、東京都水道局の頁「水道管の凍結について」を読みました。この頁は、凍結対策の例・凍結しやすいところ・水が出ない時・漏水した時の4つの段でできています。この記事では、はじめの3つの段を読みます。

凍ると、なぜ困るのか

頁の書き出しは、凍結で起きることの説明でした。

寒さで水道管内の水が氷になると、断水が発生するだけでなく、体積が膨張するため、水道管に亀裂が入り、そこから漏水することがあります。

水が出ないことだけでなく、管が割れることまでを、凍結の結果として並べています。対策の段は、この説明のすぐ後に置かれていました。

巻く順番は、保温材・ヒモ・テープ

凍結対策の例の1つ目は、次の1文です。

○水道管が直接外気に触れる部分に保温材を巻きつけ、ヒモでしばって固定し、その上から保温材が濡れないようにビニールテープ等ですきまなく、蛇口の根本まで巻くなどがあります。

1文の中に、巻く物が3つ出てきます。管に直接巻くのが保温材、それを留めるのがヒモ、いちばん外を覆うのがビニールテープ等です。テープの役目は、保温材を濡らさないこと、と書かれています。巻く範囲は「蛇口の根本まで」で、管の途中で止めない書き方でした。

2つ目の例は、保温材そのものについてでした。

○保温材は、市販品の他に、毛布・発泡スチロール等ご家庭にあるものでも代用できます。

この段にはもう1つ、米印の注が付いていました。凍結対策として蛇口から少量の水を流し続ける場合は、出した水を容器などで受けて、お風呂などに使うように、という内容です(言い回しは当サイトの要約です)。水を流し続けるやり方そのものを勧めるかどうかは書かれておらず、流す場合の水の使い道だけが書かれていました。

凍りやすいのは、気温だけでは決まらない

次の段は、凍結しやすいところでした。気温の目安は、こう書かれています。

水道管は、気温が-4℃以下になると凍結しやすいと言われていますが、風が当たりやすいところや日の当たりにくいところでは、-4℃にならなくても凍結する恐れがあります。

気温の数字を出したうえで、場所によってはその数字に届かなくても凍る、と断っています。そのうえで、自宅の水道管がどこにどう設置されているかを、日頃から点検しておくように書いていました。

屋内なら大丈夫、という書き方でもありません。建物の中でも風の当たりやすい管や、集合住宅の玄関脇のパイプスペースでむき出しになっている管も凍結のおそれがあるので、お客さま側で対策を、という1文がありました(言い回しは当サイトの要約です)。パイプスペースについては、メータが収納された空間、と注が付いています。

家を空ける時の注意もこの段にありました。凍結の発生が考えられる期間を、頁は「12月~3月上旬」と書き、その間に数日家を空ける時は、メータボックスの中のバルブを閉めるように頼んでいます。管に亀裂が入った場合に、そこから漏水し続けるおそれがあるから、という理由です(理由の言い回しは当サイトの要約です)。

凍ってしまった時は、ぬるま湯で

水道管の中の水が凍って水が出ない時については、次のように書かれていました。

蛇口を閉めた状態で、自然に溶けるのを待つか、凍った部分にタオルを被せ、人肌程度(40℃程度)のぬるま湯をゆっくりかけて溶かしてください。

すぐ後に、熱湯についての注意が続きます。

いきなり熱湯をかけると、水道管や蛇口が破裂することがありますので、ご注意ください。

溶かし方は2つで、待つか、タオルの上からぬるま湯をかけるかです。どちらも、蛇口を閉めた状態で、という前置きが付いていました。

読み取れなかったこと

保温材の厚さや種類、何年ごとに巻き直すかは、書かれていません。書かれているのは、巻く順番と範囲、代用できる物までです。

毛布で代用した時に、濡れたらどうなるかも、この頁には書かれていませんでした。テープで濡れないように覆う、という1つ目の例の書き方から、濡らさないことが前提になっていると当サイトは読みました(この読みは頁の文ではありません)。

この記事が扱っていないこと

  1. 漏水が起きた時の段は扱いません。バルブの閉め方と、問い合わせ先の段です
  2. 空き家などで漏水を見つけた時の段も扱いません
  3. 東京都以外の地域の目安は扱いません。この頁は東京都水道局の案内です。住んでいる地域の水道局の案内も見ることになります
  4. 保温材の商品は比べません。当サイトは商品を選びません

この情報が、どこから来ているか

引いたのは、東京都水道局の頁「水道管の凍結について」の、冒頭の説明と「ご家庭でできる水道管の凍結対策の例は・・・」「凍結しやすいところは・・・」「水道管内の水が凍結して、水が出ない時には・・・」の段です。引用は頁の文をそのまま写し、数は1文に1つずつ地の文で引きました。

この記事は、上の頁をもとにカルットが要約して作成しました。引用の部分は頁の文のままです。

出典: 東京都水道局のホームページ「水道管の凍結について」。2026年10月5日に取得して読みました。