イヤホンの音量の警告は何を数えるか|Androidは7日間の累積を見る
Android Open Source Project の「音響暴露」の頁は、音響暴露を「一定期間の音圧レベルを測定したもの」と説明しています。Android は、その累積を7日間の枠で数え、上限の100%に達するたびに警告を出す、と書かれていました。
イヤホンで音楽を聴いていると、スマホに音量の警告が出ることがあります。その警告が、その時の音の大きさを見ているのか、それまでの聴き方を見ているのかを知りたくて、Android の開発者向けの頁を読みました。
音響暴露とは
頁は、まず次のように書いています。
Android 14 はオーディオ フレームワークとオーディオ HAL の音響暴露をサポートしています。
音響暴露という言葉は、こう説明されていました。
音響暴露は一定期間の音圧レベルを測定したものです。
頁によると、この仕組みは IEC62368-1 第3版と EN50332-3 という2つの規格の要件に沿って作られています。
数えるのは7日間の累積
警告のもとになる数は、算出音響暴露(CSD)と呼ばれています。頁はその数え方をこう書いていました。
CSD は長期間の一時的な暴露レベル(MEL)を統合して計算されます。7 日間連続ローリング時間枠の累積 CSD 値が音響暴露計算のために保持されます。
その日の音の大きさだけでなく、直近7日間にどれだけ聴いたかを積み上げて見る、という仕組みでした。
100%に達した時
累積が上限に達した時の動きも書かれています。
CSD 値の上限 100% に達すると、システムは 100% に達するたびにユーザーに音響レベルの警告を通知します。
警告を確かめなかった場合は、規格の表で決められた値まで音量が下げられる、と続いていました。
その時の大きな音にも警告がある
頁は、累積とは別の警告にも触れています。
音響暴露の警告に加えて、システムは MEL 値が IEC62368-1 の表 39 の放射エネルギー源クラス 2(RS2)の値を超過するたびに、暴露に基づき警告を発する必要があります。
7日間の累積による警告と、その時の音の大きさによる警告の、2つの種類があるということです。
読み取れなかったこと
何dBの音を何時間聴くと累積が100%になるのかは、この頁には書かれていませんでした。数え方の名前と、7日間という枠、100%という上限までです。
スマホのメーカーごとの違いも、この頁だけでは分かりません。頁は、メーカーが独自の実装で、Android の既定の仕組みを置き換えたり直したりできると書いています。手元の機種でどう表示されるかは、機種の説明で確かめることになります。
この記事が扱っていないこと
- 耳の状態の話は扱いません。気になる時は医療機関に相談してください
- 機種ごとの設定の手順は扱いません。この記事では、メーカーのヘルプは引いていません
- イヤホンやスマホの製品は比べません。当サイトは商品を選びません
この情報が、どこから来ているか
出典: Android Open Source Project「音響暴露」。2026年10月14日に取得して読みました。開発者向けの頁で、実装の部分は引いていません。
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この記事は、上の資料をもとに、カルットが要約して作成しました。引用の部分は資料の文のままです。