洗濯表示の手洗いの記号は何度までか|線なしは40℃、線1本は30℃

手洗いの記号の上限は、線なしが40℃、線が1本の記号が30℃です。経済産業省・消費者庁のリーフレットと、消費者庁の2024年8月以降の頁が、同じ温度を書いています。ただ、2016年から使われてきた版の頁には、線なしを30℃と書いた欄がありました。

タグに手のマークがあると、ぬるま湯で洗えばいいのか、何度まで大丈夫なのかが気になります。線がある記号と無い記号の違いも知りたくて、消費者庁の頁と、経済産業省・消費者庁のリーフレットを読みました。

洗濯表示の読み方を、今日の洗い方と干し方に直す →

リーフレットは線の有無で温度を分ける

リーフレットの「家庭での洗い方」の欄は、手洗いの記号をこう説明しています。

押し洗いなどの「手洗い」で洗います。上限温度は「線なし」が40℃、「一」が30℃になります。

線が1本の手洗いの記号は、2024年8月の改正で新しく加わったものです。報道資料の別紙は、追加した記号の意味をこう書いていました。

液温は30℃を限度とし、手洗いができる

2024年8月以降の頁の書き方

消費者庁の2024年8月20日以降の記号の頁は、線なしの手洗いの記号(番号110)の意味をこう書いています。

液温は、40°Cを限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる。

線が1本の記号(番号111)は、こうです。

液温は、30°Cを限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる。

同じ頁は、手による洗い方の中身も書いていました。

手による非常にマイルドなかくはんは、押し洗い、振り洗い又はつかみ洗いによる。

2016年からの版の頁には30℃の欄がある

2016年12月1日から2024年8月19日までの記号の頁では、線なしの手洗いの記号の意味の欄が、こう書かれています。

液温は30°Cを限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる。

ところが同じ頁の試験方法の欄は、同じ記号を次のように書いていました。

洗濯温度40°Cで手によるジェントルかくはん

報道資料の別紙は、この線なしの記号を「デザインの微修正」の欄に入れ、意味を次のように書いています。

液温は40℃を限度とし、手洗いができる

2016年からの版の頁の中で、意味の欄は30℃、試験方法の欄は40℃と、数が分かれていました。当サイトの洗濯表示のツールは、どちらの版の記号でも線なしを40℃とし、報道資料の文を添えています。

洗濯機の「手洗いコース」で洗えるか

リーフレットのQ&Aには、手洗いの記号の服を洗濯機の「手洗いコース」などで洗えるか、という問いがあります。答えはこうでした。

洗濯機の取扱説明書やメーカーのウェブサイトなどの情報を参考に「手洗いコース」などが、手で押し洗いするなどの「手洗い記号」に対応しているかどうかを確認しましょう。

洗えるかどうかは、洗濯機の側の情報で確かめる、という書き方でした。

洗濯表示の読み方を、今日の洗い方と干し方に直す →

読み取れなかったこと

2016年からの版の頁で、意味の欄が30℃になっている理由は、どの資料にも書かれていませんでした。報道資料は、線なしの記号を「意味の変更」の欄ではなく、「デザインの微修正」の欄に入れていました。

どの洗濯機の「手洗いコース」が手洗いの記号に合うのかも、機種によるため、リーフレットには書かれていません。

この記事が扱っていないこと

  1. 洗濯機の製品やコースの名前は比べません。当サイトは商品を選びません
  2. 洗剤の種類は扱いません。リーフレットと頁には、手洗いに使う洗剤の決まりは出てきません
  3. 記号の絵は載せていません。消費者庁の頁で記号の図を見られます

この情報が、どこから来ているか

出典: 消費者庁「洗濯表示(令和6年8月20日以降)」・「洗濯表示(平成28年12月1日から令和6年8月19日まで)」・「家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について」(令和6年8月20日・PDF)と、経済産業省・消費者庁のリーフレット「衣類の「取扱表示」」(第2版・PDF)。いずれも消費者庁ウェブサイトへのリンクです。2026年10月13日に取得して読みました。

この記事は、上の資料をもとに、カルットが要約して作成しました。引用の部分は資料の文のままです。