犬のキャリーは何キロまでか|ケース込み10kgと3辺120cmの規則
規則の10キログラムは、ペットだけの重さではなく、容器に入れた状態の重さでした。3辺は120センチメートル以内で、料金は1回の乗車ごとに1個290円です。
犬のキャリーは何キロまでなら電車に乗せられるのか。JR東海の旅客営業規則には、ペットの持ち込みの条件が第309条にまとめて書かれています。案内の頁よりも言葉が細かく、「1回の乗車ごとに」という語も入っていました。今回はその条文を数えました。
先に: JRの規則で、乗れるかを決めるのは会社です
この記事で引くのはJR東海の旅客営業規則です。私鉄やバスは会社ごとに規則が違うので、この記事の数は当てはまりません。
条文そのものに、持ち込みは「当社の承諾を受け」て行うと書かれています。案内の頁にも、次の1文があります。
他のお客さまにご迷惑をおかけするおそれがある場合や列車が大変混雑している場合などは、持込みをお断りする場合があります。
この記事は、条文に書かれている数と条件を並べるところまでです。
第309条の全文
第 309 条 旅客は、小犬・猫・はと又はこれらに類する小動物(猛獣及びへびの類を除く。)であって、次の各号に該当するものは、第 308 条第1項に規定する制限内である場合に限り、持込区間・持込日その他持込みに関する必要事項を申し出たうえで、当社の承諾を受け、普通手回り品料金を支払って車内に持ち込むことができる。
(1) 他の旅客に危害を及ぼし、又は迷惑をかけるおそれがないと認められるものであって、3辺の最大の和が、120 センチメートル以内の専用の容器に収納したもの
(2) 専用の容器に収納した重量が 10 キログラム以内のもの
2 普通手回り品料金は、旅客の1回の乗車ごとに、1個について 290 円とする。
条件は2つの号に分かれていて、大きさは(1)、重さは(2)です。その前に、申し出ること・承諾を受けること・料金を払うこと、の3つの手順が書かれています(当サイトの数え)。
10キログラムは「容器に収納した重量」
(2)の言い方は「専用の容器に収納した重量」です。ペットの体重ではなく、容器に入れた状態の重さで10キログラムを見ます。JR東海の案内の頁は、同じことを「ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの」と書いていました。
家で確かめるなら、キャリーを抱えて体重計に乗り、自分の体重を引く方法があります。これは当サイトの測り方の案で、規則にこの方法は書かれていません。
料金の書き方は、規則と案内で少し違う
| 書き方 | |
|---|---|
| 規則(第309条2項) | 旅客の1回の乗車ごとに、1個について 290 円 |
| 案内の頁 | 1個につき290円 |
規則には「1回の乗車ごとに」が入っています。案内の頁の短い書き方だけを読むと、この語は出てきません。
いまのキャリーで確かめる
乗る会社とキャリーの形を選び、3辺とペットの体重、キャリーの重さを入れると、JRの資料にある数値と並べて出すツールを置いています。手回り品の料金も出します。
読み取れなかったこと
「1回の乗車」がどこからどこまでかは、第309条には書かれていません。乗り換えをしたときにどう数えるかは、この条文からは分かりませんでした。
「3辺の最大の和」の測り方も書かれていません。案内の頁は同じ条件を「タテ・ヨコ・高さの合計」と書いています。
この記事が扱っていないこと
- 私鉄・バス・飛行機の規則は扱いません
- キャリーの製品は比べません。何キロのキャリーなら軽いかも書きません
- 移動中のペットの体調は扱いません。心配なことがあれば動物病院に相談してください
この情報が、どこから来ているか
出典: 東海旅客鉄道株式会社旅客営業規則の「第 10 章 手回り品」(第307条から第316条・8ページのPDF)と、JR東海「手回り品|JR東海」(きっぷのルール)。JR東海の頁は、サイトの決まりに従い、リンクを張らず名前だけにしています。いずれも2026年9月24日に取得して読みました。条文はPDFから機械的に取り出した文字列のうち、2つの抽出器の出力が一致した行だけを引いています(数字の前後の空白は原文の取り出しのまま)。