携帯トイレの使い方は、便器の形で手順が分かれている

「携帯トイレ」で出てくる検索候補10件のうち、4件は商品を選ぶための語でした。ダイソー、おすすめ、100均、女性 おすすめ。残りに「使い方」が1件あります。当サイトは商品を選びませんので、使い方のほうを、国の資料で探しました。

まず、流していいかどうかが先に書かれている

内閣府(防災担当)のガイドラインです。携帯トイレの手順より前に、水洗トイレをどうするかが置かれています。

被害状況が確認されるまでは、水洗トイレの使用を禁止し、災害用トイレを使用すること。(内閣府(防災担当)「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」)

携帯トイレを出すのは、この判断のあとです。

手順は、便器の形で2つに分かれている

1つの手順が書いてあるのだと思っていましたが、洋式と和式で別々に書かれていました。

既設トイレが洋式便器の場合には、携帯トイレを使用する際に、便器内の水が浸透することがないよう、便座にビニール袋をかぶせて固定し、その上に携帯トイレを付けて使用する。(同)

既設トイレが和式便器の場合には、まず便器の上に板や段ボール等を置いて、便器を封鎖し、その上に簡易トイレを設置して使用する。(同)

和式のほうは、携帯トイレではなく簡易トイレと書かれています。置くものの名前が変わっています。洋式でビニール袋を1枚かぶせるのは、便器の中の水が染みないようにするため、と理由まで書かれていました。

自宅で使えるか、は1行だけ書かれている

このガイドラインは題のとおり避難所の資料です。自宅の話ではありません。ただ、携帯トイレを説明した箇所に、こう1行あります。

在宅避難者等が自宅等でも使用できる。(同)

同じ箇所には、扱いについても書かれています。

電気・水なしで使用できる。(同)

使用するたびに便袋を処分する必要がある。(同)

使用済み便袋の保管場所の確保、回収、臭気対策についての検討が必要である。(同)

使ったあとに置き場所が要る、というところまでが1組で書かれています。吸水シートや凝固剤で水分を固める型のものがあることも、同じ箇所に説明があります。

引用にしなかった文が1つあります

吸水シートと凝固剤について書かれた文は、資料の中では表の中にあります。PDFから機械で取り出すと、文の途中に見出しの文字が縦一列で割り込みます。つなぎ直せば読めますが、それは前後から文を組み立てることになるので、この記事では引用にしませんでした。地の文で内容だけ書いています。

この記事が扱っていないこと

  1. 商品は選びません。入口の言葉10件のうち4件がそこですが、当サイトも物販で収益を得る側にいます
  2. 必要な数は書きません。ガイドラインに試算の考え方はありますが、避難所の施設に向けたものです
  3. 健康に関わる判断は書きません。引いたのは資料の記述で、当サイトの評価ではありません
  4. 自宅のトイレを流してよいかは、別に書いています——地震のあとのトイレは、流し方より先に「流していいか」

この情報が、どこから来ているか

出典は1系統です。内閣府(防災担当)のガイドライン1本(全37ページ)の、10〜16ページを読みました。PDFから機械的に取り出したテキストであり、版面そのものではありません。引用は2つの抽出器の出力が一致した行に限っています。

出典: 内閣府(防災担当)「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」(平成28年4月/令和6年12月改定。PDF 10〜16ページ、2026年9月10日に取得)。避難所に向けた資料です。引用は2つの抽出器の出力が一致した行に限っています。出典は1系統です。