観葉植物が枯れる理由、まず疑いたいのは「水やり」
観葉植物が枯れる原因は「日当たりが悪いから」「置き場所が悪いから」と考えがちですが、実際にはもっとシンプルな原因であることが多いようです。
枯れる原因の約6割は「水やり」
NHK出版「趣味の園芸」の記事によると、ガーデナーの天野麻里絵さんの経験上、「枯れる原因の約60%は水やりの失敗」とされています。
高温で土が乾きやすい季節は水切れで枯れると思われがちですが、逆に「水の与えすぎ」でも枯れることがあると説明されています。水が多すぎても少なすぎても、どちらも枯れる原因になるということです。
水のやりすぎか、不足か。見分け方
「趣味の園芸」の別記事には、水やりのしすぎを防ぐ具体的な方法が紹介されています。
「定期的に鉢土と株の根元を触り、"健康チェック"をしてから水やりをしましょう」
根元を触ってみて、次のように見分けます。
- 根元がぐらぐらする → 根腐れの可能性がある。水やりをやめる
- 根元が堅く、鉢土もよく乾いている → 水をやってよいタイミング
「乾いたら水をやる」という基本を守るために、まず土ではなく根元の状態を確認する、という考え方です。
鉢の種類によっても変わる
鉢の種類によって、水はけ・水もちの特徴が異なります。
- 素焼き鉢: 鉢表面から水分や空気が通過し、鉢内が蒸れにくい一方、乾きすぎることもある
- プラ鉢: 水はけのよい用土を使えば問題なく育てられる。軽く、水やりを忘れにくいというメリットもある
- スリット鉢: 根腐れしにくく、土の乾き具合が見えやすいという特徴がある
今使っている鉢の種類と、水やりの頻度を照らし合わせてみると、枯れる原因が見えてくるかもしれません。
すでに元気がなくなっている場合は、観葉植物の根腐れ、気温によって対処法が変わるで復活の手順を紹介しています。
虫が発生している場合は観葉植物のコバエ、原因は植物ではないかもしれないもあわせてご覧ください。
買ってきたばかりの株については、買ってきたばかりの観葉植物、最初の2週間は植え替えないで、はかりを使って水やりのペースをつかむ方法を紹介しています。
水やりを見直しても元気が戻らない場合は、置き場所のほうに原因があることもあります。観葉植物、日当たりが悪い部屋でも育つのかと「エアコンの風が直接当たらないように」と書いていたのは、シダ植物の記事だったをあわせてご覧ください。
出典: 「観葉植物の水やり、やりすぎてない?冬はぬるま湯でやさしく水やりを!根腐れへの対処法も解説」NHK出版「趣味の園芸」(公開日2026年2月16日、監修: 佐藤桃子)、「夏に植物が枯れる原因は『水やり』がダントツ!?」NHK出版「趣味の園芸」(公開日2025年6月21日、監修: 天野麻里絵・伊藤章太郎)