「エアコンの風が直接当たらないように」と書いていたのは、シダ植物の記事だった
置き場所を決めるとき、明るさは気にしても、風の向きまでは見ていないことがあります。
風通しは要る。ただし直接当たる風は別
NHK出版「趣味の園芸」の、シダ植物の育て方についての記事に、次の記述があります。
「蒸れを嫌うので風通しも大事です。鉢の間隔は詰めすぎず、ときどき鉢を回転させて、光と風がまんべんなく当たるようにします。また、エアコンや扇風機などの風が直接当たらないようにしましょう」
同じ「風」でも、扱いが2つに分かれています。
| 扱い | |
|---|---|
| 風通し(部屋の空気が動くこと) | 大事。蒸れを嫌うため |
| エアコン・扇風機の風が直接当たること | 避ける |
「風通しがよい場所に」と言われて、エアコンの真下や送風の正面に置くと、逆のことをしてしまう可能性があります。
鉢を回す、という手入れ
同じ記述の中に、もうひとつ具体的な手順があります。「ときどき鉢を回転させて、光と風がまんべんなく当たるようにします」——鉢の向きを変えずに置き続けると、光も風も当たる面が偏ります。置き場所を変えなくてもできる手入れです。
鉢の間隔についても「詰めすぎず」とされています。複数の鉢を並べている場合は、その間隔も風通しの一部という扱いです。
この記述はシダ植物についてのもの
ひとつ補足があります。ここで引用した記述は、シダ植物について書かれたものです。観葉植物全般に同じ条件が当てはまるかどうかは、この記事には書かれていません。エアコンの風がすべての観葉植物にとって同じ影響を持つかどうかも、この記事の範囲外です。
明るさと風は、順番に確かめる
置き場所の明るさについては観葉植物、日当たりが悪い部屋でも育つのかで、同じ記事をもとに紹介しています(この2本は同じ出典記事の、別の箇所を扱っています)。明るさで場所を決めたあと、その場所に風が直接当たっていないかを確かめる、という順序になります。
置き場所を見直しても元気が戻らない場合は、水のやり方のほうに原因があることもあります。観葉植物が枯れる理由、まず疑いたいのは「水やり」をあわせてご覧ください。
出典: 「今、シダがアツい! 育てやすくてオシャレなシダ植物の魅力」NHK出版「趣味の園芸」(公開日2026年6月24日、監修: 清水学)