コーヒーの保存、協会が書いていたのは「冷暗所」。冷蔵庫と冷凍庫は、このページに出てこない
「コーヒー 保存」で出てくる検索候補10件のうち、1件が「コーヒー 保存 冷蔵庫」でした。業界団体のページを開いて、その語を探しました。
書いてあったこと
全日本コーヒー協会が、袋の表示の読み方を説明したページです。保存方法の欄について、こうあります。
品質や香りを保つため、直射日光を避け冷暗所での保存が基本です。(全日本コーヒー協会「情報ラベル(一括表示)の見方」)
使用上の注意の欄には、開封後のことが書かれています。
レギュラーコーヒーは開封すると香りの成分が散逸しやすく、吸湿、酸化が進むので、きっちり閉めて冷暗所での保存が基本です。(同)
袋に印刷される文言の例も、同じページに載っています。
直射日光、高温多湿をさけてください。(同)
開封後は密封保存し、できるだけ早めにお召し上がりください。(同)
並べると、条件は4つです。直射日光を避ける、高温多湿を避ける、きっちり閉める、早めに使う。温度をどこまで下げるか、という話は出てきません。
インスタントコーヒーは、別に書かれている
インスタントコーヒーは特に乾燥度が高いので、吸湿しやすく、固まることがあるので、キャップをキッチリ閉めて保存し、1ヵ月位で使いきることが基本です。(同)
使いきる目安の数字が出てくるのは、インスタントのほうだけです。レギュラーコーヒーについては「できるだけ早めに」までで、日数は書かれていませんでした。
探していた語は、無かった
「コーヒー 保存」で出てくる候補には「冷蔵庫」が入っています。そこでこのページの本文を機械で探しました。
「冷蔵」も「冷凍」も、1件も出てきません。
ここは分けて読む必要があります。このページは冷蔵庫がだめだと書いているのではなく、冷蔵庫について何も書いていません。当サイトは、無い記述を補いません。冷やすかどうかの判断材料は、このページからは出てきませんでした。
この記事が扱っていないこと
- 保存容器は扱いません。入口の言葉には容器の語が多く混じっていますが、このページは容器の選び方を書いた資料ではありません。当サイトも物販で収益を得る側にいます
- 冷蔵・冷凍の是非は書けません。上のとおり、出典に記述がないためです
- 味がどう変わるかは書きません。このページが書いているのは、吸湿と酸化が進む、というところまでです
- 淹れ方で動かせる部分は、別に書いています——コーヒーが酸っぱいとき、淹れ方で動かせる部分
この情報が、どこから来ているか
出典は1系統です。一般社団法人 全日本コーヒー協会のページ1枚を読みました。業界団体の資料であり、公的機関のものではありません。会員はコーヒーの製造・販売を行う事業者です。
「冷蔵」「冷凍」が無いことは、取得した本文に対する機械の検索で確かめています。ページを目で眺めて見当たらなかった、という意味ではありません。
出典: 一般社団法人 全日本コーヒー協会「情報ラベル(一括表示)の見方」。業界団体による記述で、公的機関の資料ではありません。出典は1系統です。