メールの添付ファイルを開く前に|総務省はマクロの有効化を促す手口を挙げる

総務省「国民のためのサイバーセキュリティサイト」の、リンクを開かないための頁は、添付ファイルについて「マクロの有効化」を促す手口を挙げ、不審な点があれば有効にしないよう書いています。

請求書や見積書のような名前のファイルがメールに付いてくると、開いて中身を見たくなります。開く前に何を見ればよいのかを、この頁で確かめました。頁に日付の記載はありません。

リンクだけでなく、添付ファイルにも

頁は、メールの本文の中のリンクに気をつけたうえで、添付されたファイルにも目を向けるよう書いています。ファイルを開くと何が起きるかについては、次の一文があります。

ファイルをよく確認せずに開いて(実行して)しまうとプログラムが起動し マルウェア に感染します。

マルウェアは、コンピュータウイルスやランサムウェアなど、機器に害をもたらすプログラムのことです。開く操作が、そのまま実行する操作になる、という書き方でした。

マクロで書かれたウイルスは見つけにくい

頁は、ふつうのマルウェアはセキュリティソフトで見つけられることも多いとしたうえで、オフィスソフトに組み込まれたマクロ言語で書かれたマクロウイルスは、セキュリティソフトで検知できないケースが多い、と書いています。

マクロは、文書や表計算のファイルの中で、決まった操作を自動で行わせる仕組みです。対策ソフトが入っていても、それだけに任せきれないファイルがある、ということになります。対策ソフトの標準装備については、パソコンに初めから入っている対策ソフトで同じサイトの別の頁を読んでいます。

頁が挙げる手口は2つ

頁によると、最近のオフィス製品は初めの状態でマクロ機能がオフになっています。そこで攻撃する側が取る手として、頁は次の2つを挙げています。

どちらも、受け取った人の操作を待つ手口です。頁は、この段落を次の一文で結んでいます。

少しでも不審な点があれば マクロ機能 を有効にすべきではありません。

開いたファイルの中に、マクロを有効にするよう求める文が出てきたら、そこが頁の言う分かれ目に当たります。

知り合いからのメールでも

頁は、送ってきた相手が知人や仕事の取引先だと警戒が薄れ、ついリンクを押したり添付ファイルを開いたりしがちだ、と書いています。金融機関や宅配業者からの緊急の知らせを装うものも多い、とのことです。

メールの中に入力の画面へのリンクがあり、入力してしまった後のことは、フィッシングサイトに入力したらで警察庁の頁を読んでいます。

読み取れなかったこと

どんな点を「不審」と見るかの目安は、この頁には並んでいませんでした。送り主・件名・ファイル名のどこを見るか、という具体の手順は書かれていません。

マクロ機能がオフになっているかを、どの画面で確かめるかも、頁からは読めませんでした。操作の手順は、使っているオフィスソフトのヘルプに書かれているものです。

この記事が扱っていないこと

  1. 感染した後の対処は扱いません。頁のこの段は、感染しないための注意までです
  2. 製品やメーカーは比べません。当サイトは商品を選びません
  3. 頁から案内されているマンガのPDFは、今回は読んでいません

この情報が、どこから来ているか

引いたのは、総務省「国民のためのサイバーセキュリティサイト」の一般利用者向けの頁のうち、身に覚えのないリンクを開かないための頁です。引用は頁の文をそのまま写しました(語の間の空きと全角のかっこも頁のままです)。2つの手口は、頁の文を言い換えて並べました。

出典: 総務省「国民のためのサイバーセキュリティサイト」「身に覚えのないリンク(URL)を開かないようにしよう」(頁に日付の記載はありません)。2026年10月26日に取得して読みました。

この記事は、上の資料をもとに、カルットが要約して作成しました。引用の部分は資料の文のままです。