観葉植物に肥料をやる時期は、気温で決まる
肥料はいつ与えればいいのか。カレンダーの月で覚えるより、気温を目安にするほうが分かりやすいという書かれ方をしています。
目安は「最低気温15度以上」
肥料メーカーであるハイポネックスジャパンの記事に、次の記述があります。
「最低気温が15度以上になる5月から10月にかけてが観葉植物の生育が活発になる時期。この時期は、2ヶ月に1回を目安に緩効性のある置き肥を追肥し、規定に応じた頻度で、液肥・活力液を与えましょう。とくに、春先は生長期となり大量の栄養を必要とするため、こまめに肥料を与えましょう。」
5月から10月という月と、最低気温15度以上という条件が、両方書かれています。住んでいる地域によって月はずれるため、気温のほうが確かな目安になります。
気温が下がったら、切り替える
秋以降については、置き肥をやめる判断が書かれています。
「夏を過ぎて気温が下がり、新芽が出なくなったら置き肥を取り除き、1,000倍に希釈をした液肥を2週間に1回を目安に与えます。」
「冬は休眠期となるため、一般的に植物に肥料は与えませんが、室内の暖かい場所で育てている観葉植物の場合は、濃度を薄めた液肥を2週間に1回ほど与えるといいでしょう。」
切り替えの合図は日付ではなく「新芽が出なくなったら」という株の様子です。整理すると次のようになります。
| 時期 | 与え方 |
|---|---|
| 最低気温15度以上(5〜10月) | 置き肥を2か月に1回 + 液肥・活力液 |
| 新芽が出なくなったら | 置き肥を取り除き、1,000倍の液肥を2週間に1回 |
| 冬(休眠期) | 基本は与えない。室内の暖かい場所なら薄めた液肥を2週間に1回ほど |
★これは「元気な株」の話です
ここが重要な区別です。上のスケジュールは、順調に育っている株に対するものです。
時期が合っていても、弱っている株には肥料を施さないとされています。肥料成分の濃度が上がりすぎると根が水分や養分を吸収できなくなり、かえって葉が茶色くなったり枯れたりする——「肥料焼け」と呼ばれる現象です。弱った株に対しては、肥料ではなく活力剤がすすめられていました。
つまり「時期が来たから与える」ではなく、「株が元気で、かつ時期が合っていれば与える」という順序になります。この2つは別々の情報源によるものですが、対象が「元気な株」と「弱った株」で分かれているため、矛盾はしていません。
また、買ってきたばかりの観葉植物、最初の2週間は植え替えないで書いたとおり、迎えた直後の2週間も肥料を与えないとされています。時期が5月でも、買ってきたばかりなら当てはまりません。
この記事の出どころ
出典は肥料メーカーであるハイポネックスジャパンの公式サイト(更新2021年1月22日)です。記事内に商品リンクとオンラインショップへの誘導があります。肥料を販売している当事者による記述であることを踏まえて読んでください。
そのうえで、施肥の時期や頻度は製造元がもっとも具体的に書いている情報でもあります。ここでは商品名には触れず、時期と頻度の考え方だけを紹介しました。
出典: ハイポネックスジャパン「Plantia」(更新2021年1月22日、© HYPONeX JAPAN Ltd.。記事内に商品リンク・オンラインショップへの誘導あり)