外出後の手洗い|厚労省は流水・石鹸で病原体を物理的に除去すると書く

厚生労働省の急性呼吸器感染症(ARI)のQ&Aは、「外出後の手洗い等」という項目を、次の一文から始めています。

流水・石鹸による手洗いは手指など体についた病原体を物理的に除去するために有効な方法であり、接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本です。

買い物や通勤から帰ってきた時、手を洗うのは石鹸か、アルコールで足りるのか、と迷うことがあります。「令和7年度 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」で、手洗いの項目が何と書いているかを読みました。

予防の方法の1つ目に置かれている

この項目があるのは、「急性呼吸器感染症にかからないためにはどうすればよいですか?」という問いへの答えです。答えには方法が番号付きで並んでいて、手洗いはその1つ目でした。2つ目は「適度な湿度の保持」です。

引用の一文は、手洗いを「流水・石鹸による」ものと書いています。水で流すことと石鹸を使うことが、セットで書かれていました。理由は、手指など体についた病原体を物理的に取り除くため、という説明です。

アルコール製剤には、濃度の数がある

同じ項目の2つ目の文は、アルコール製剤による手指衛生に触れています。

インフルエンザウイルス・新型コロナウイルスにはアルコール製剤(エタノール濃度80%前後)による手指衛生も効果があります。

数はエタノール濃度80%前後の1つだけでした。文には「インフルエンザウイルス・新型コロナウイルスには」と相手の名前が付いていて、「も」という書き方です。流水・石鹸の手洗いに置きかえる、という書き方にはなっていませんでした。

読み取れなかったこと

何秒洗うか、手のどこを洗うかという手順は、この項目には書かれていませんでした。洗った後の手の拭き方も出てきません。

項目名は「外出後の手洗い等」ですが、外出後のほかに、どの場面で洗うかの一覧はありませんでした。アルコール製剤の使う量や、手に付けてからの時間の数もありません。

この記事が扱っていないこと

  1. 病気の症状や治療、ワクチン、受診の目安は扱いません。体調のことは医療機関に相談してください
  2. 同じ答えのほかの方法は、別の記事で読んでいます。湿度は冬の部屋の湿度で、咳やくしゃみの時のことは咳エチケットのやり方で扱いました
  3. 石鹸やアルコール製剤の製品は比べません。当サイトは商品を選びません

この情報が、どこから来ているか

引いたのは、厚生労働省のQ&Aのうち、「予防・治療について」の章のQ15の答えの「(1)外出後の手洗い等」の項目です。引用は頁の文をそのまま写しました。

出典: 厚生労働省「令和7年度 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」。2026年10月25日に取得して読みました。

この記事は、上の資料をもとに、カルットが要約して作成しました。引用の部分は資料の文のままです。