袖口の広い服とこんろ|消費者庁は火を扱う際には身に着けないと書く
消費者庁の「高齢者の事故を防ぐために」の頁は、着衣着火の段で、服装について次の一文を置いています。
袖口やすそが広がっている衣服、ストールなど垂れ下がるものは、火を扱う際には身に着けないようにしましょう。
寒くなると、ゆったりした部屋着やカーディガンのまま台所に立ち、鍋をこんろにかけることが増えます。着ている服のまま火を使ってよいのかを、消費者庁の注意喚起「着衣着火に御用心!」の段で確かめました。
着衣着火とは何を指すか
頁は着衣着火を、料理中のこんろの火が袖口に燃え移るなど、何らかの火源から身に着けている衣類に火が着くこと、として説明しています。
頁によると、着衣着火で亡くなる人は毎年約100人です。そのうち8割以上は65歳以上の高齢者だ、とも書かれています。
時期についても書かれていて、寒くなる季節はガスこんろでの鍋料理やストーブなどで火を扱う機会が増え、空気の乾燥で火災が起きやすい季節だ、という内容でした。
頁が挙げる服装の注意は2つ
服装の項目は「服装に注意」という見出しの1つにまとまっていて、中身は2つに分かれています。
- 形: 袖口やすそが広がっている服と、ストールのように垂れ下がるものは、火を扱う時には身に着けない(冒頭の引用)
- 素材: 衣服の表面が毛羽立った素材は、「表面フラッシュ」にも注意が要る
表面フラッシュについては、頁の注に説明があります。生地の表面に細かい繊維が毛羽立っていると、わずかな炎が触れただけで毛羽の部分に火が着き、一瞬で表面に火が走る現象のことです。袖口の形だけでなく、生地の表面も見る、という書き方でした。
同じ段には、服装のほかに、火との距離や火力の調節、火の周りの注意も並んでいます。この記事では服装の項目だけを読んでいます。
読み取れなかったこと
袖口がどのくらい広がっていると危ないのか、寸法は頁に書かれていませんでした。「広がっている」という言い方だけです。
毛羽立った素材が具体的にどの生地を指すのかも、頁には並んでいません。着ている服がどれに当たるかは、頁からは決められませんでした。
この記事の範囲と、続きの確かめ先
- やけどをした時の手当てや、体に異常がある場合は、医療機関に相談してください
- 燃えにくい品の目印は、防炎品の見分け方で、政府広報オンラインの頁を読んでいます
- こんろの火から離れる時の話は、天ぷらを揚げる時のこんろ火災で読んでいます
この情報が、どこから来ているか
引いたのは、消費者庁の「高齢者の事故を防ぐために」の頁のうち、着衣着火の段です。引用は頁の文をそのまま写しました。
出典: 消費者庁ウェブサイト「着衣着火に御用心!毎年約100人の方が亡くなっています!」(「高齢者の事故を防ぐために」の頁の着衣着火の段。消費者庁ウェブサイトへのリンクです。2021年11月17日の公表)。2026年10月30日に取得して読みました。
この記事は、上の資料をもとに、カルットが要約して作成しました。引用の部分は資料の文のままです。