観葉植物の剪定、梅雨を避ける理由
伸びすぎた枝を切りたいとき、「生長期がいい」というのはよく聞きます。ただ、生長期の中にも避けたほうがよい時期があります。
ベストシーズンと、絶対に避ける時期
園芸メディア LOVEGREEN の記事に、次の記述があります。
「ベストシーズンは梅雨期間を避けた、春から夏にかけての生長期です。」
「真夏と真冬は絶対に避けましょう。」
整理すると、こうなります。
| 時期 | 扱い |
|---|---|
| 春〜夏の生長期(梅雨を除く) | ベストシーズン |
| 梅雨 | 避ける |
| 真夏・真冬 | 絶対に避ける |
「春から夏」と言われても、その真ん中にある梅雨と真夏が抜けている——これが分かりにくいところです。実質的にすすめられているのは、梅雨前と、梅雨明けすぐになります。
梅雨を避ける理由
湿度が高い時期を避ける理由も書かれています。
「梅雨で湿度が高い時期に剪定してしまうと菌が入りやすく病気の原因にもなります。梅雨前、または梅雨明けすぐのカラッとした日に行ってください。」
切り口から菌が入る、という話です。剪定は枝を切って傷をつくる作業なので、その傷がふさがる環境かどうかが問われることになります。
時期の選び方についてはもう一文あります。
「寒い、暑い、じめじめする、また季節の変わり目をさけた時期が適しています。」
この記事が答えていないこと
2つ書いておきます。
- どこを切るか(切る位置・切り方)には触れていません。ここで紹介したのは時期の話までです
- 枯れた葉の処理については扱っていません。枯れた部分をいつ・どう切るかは、生きた枝の剪定とは別の話であり、同水準で確認できる記述を見つけられていません
切る前に、置き場所を疑う手もある
枝が間延びして見える場合、切る以外にも見るところがあります。観葉植物、日当たりが悪い部屋でも育つのかで紹介したとおり、暗い場所に置き続けると枯れはしなくても葉色や生育に影響するとされています。明るい場所と入れ替える運用が前提になっている、という話でした。
また、鉢の中が窮屈になっている場合もあります。その見分け方は水が鉢底から抜けないときは、根詰まりかもしれないに書いています。
出典: LOVEGREEN「観葉植物の剪定」(公開・更新2022年5月11日、執筆: 森田紗都姫。グループ企業への広告バナー・関連商品紹介あり)