室内のマーキングは、トイレの場所を覚えていても起きると2件が書いている

トイレの外でされると、まず「覚えていないのだろう」と考えます。そしてトイレのしつけをやり直す方向に向かいます。

ただ、4件の解説のうち3件は、マーキングを別の理由として立てています。そしてそのうち2件は「場所は覚えている」とはっきり書いています。

「場所は覚えている」と書いているのは2件

トイレの場所は覚えているけれど、マーキングに夢中になりすぎて、本来の場所でトイレをしない、という可能性が考えられます。(au損保・公認訓練士監修)

トイレの場所を覚えていたとしても、マーキングの一環としてトイレ以外の場所で排泄することもあります。(nademo・ドッグトレーナー監修)

3件目(わんちゃんホンポ)は「場所は覚えている」とは書いていませんが、マーキングを他の理由と並ぶ独立した項目として立てています。

去勢していない雄犬を中心に、マーキングとして家具や壁などに排尿する場合があります。マーキングは新しい家具や来客後など、犬が縄張りを主張したい状況で頻発します。(わんちゃんホンポ・獣医師監修)

ここが、この記事を書いた理由です。「覚えていない」への対応と、マーキングへの対応は、出典の中で別の項目になっています。前者だと思って手を打っている間は、後者には当たりません。

なお犬のトイレの失敗、叱ることについては3件が同じ向きで書いているで数えたとき、「認識が曖昧・しつけ」は4件、「マーキング」は3件と、別々の行になっていました。同じ4件の中で、両方が別々に挙げられているということです。

どこにするか、を書いているのは1件

マーキングは自分の縄張りであることを主張するための行動で、壁沿い、テーブルの足、カーテン、出入り口などですることが多い(nademo)

わんちゃんホンポは「家具や壁など」とだけ書いています。床の真ん中ではなく、立っているものの根元という向きでは、2件が近いことを言っています。

同じ1件が、こうも書いています。

基本的にマーキングであれば排尿のみですが、少量の排便をマーキングとする子も存在します。(nademo)

これは1件にしか書かれていません。ただ「排尿だけとは限らない」という内容なので、そのまま伝えておきます。

「オスだけ」ではない——2件で強調が違う

ここは、読む順番によって受け取り方が変わるところです。

犬は生後5カ月頃から思春期に入り、特に男の子の場合、生後5カ月頃から縄張り意識が強く出始めます。そのためトイレをあちこちでしてしまう、俗に言う「マーキング行為」が始まる傾向にあります。(au損保)

また、雌犬や去勢済みの雄犬でもマーキング行動をとる場合があります。(わんちゃんホンポ)

矛盾ではありません。片方は「多いのは誰か」、もう片方は「それだけではない」を書いています。ただ、au損保の記事だけを読むと「うちはメスだから、うちは去勢済みだから違う」と外してしまう可能性があります。だから両方を並べました。

去勢について、3件とも条件を付けている

3件とも去勢に触れていますが、3件とも言い切っていません。

個体差があるため、すべてのマーキング行為がなくなるかというとそうではありません。

去勢手術を行う適切な年齢は、かかりつけの獣医師に相談しましょう。(au損保)

去勢手術を行うことでマーキング行動を軽減できる場合もありますが、獣医師と相談の上判断しましょう。(わんちゃんホンポ)

去勢・避妊手術をした方が改善されやすく、飼い主さんとの関係性や環境の見直しも必要になりますのでプロのトレーナーに相談すると良いでしょう。(nademo)

当サイトは手術を勧めません。3件とも「相談してから」という形で書いており、それは診てもらう人が決めることだからです。この記事で書けるのは、3件がそろって相談先を示しているというところまでです。

この記事が扱っていないこと

  1. 対策グッズや商品名は書きません。1件は専用のアイテムに触れていますが、当サイトも物販で収益を得る側にいます。だから書きません
  2. しつけの手順は書きません。出典が挙げているのは理由であって、手順の説明ではありません
  3. 去勢するかどうかの判断は書きません(上記)
  4. 急に増えた・普段と様子が違う場合は、この記事の範囲ではありません。動物病院で相談してください。病名も、受診の判断基準も書きません

この情報が、どこから来ているか

いつも使っている4件のうち、マーキングを本文で扱っているのは3件です。残る1件(いぬのきもち)の記事は、本文でマーキングを扱っていません——ページ内には「マーキング」の語がありますが、サイトのカテゴリ名として1回出るだけで、この記事の内容ではありません。反対のことを書いているわけではなく、触れていないという意味です。

そのうえで、出典の性格を書いておきます。

引用した文は、いずれも当サイトが実際にページを取得して、本文に同じ文があることを確かめたものです。

出典: わんちゃんホンポ「犬がトイレを失敗するようになった!原因は?」(獣医師 寺脇寛子監修、更新2025年9月3日)、au損保「犬がトイレをわざと失敗する理由」(ペット栄養管理士・公認訓練士 岩井ゆかり監修、日付の記載なし)、nademo「犬がトイレを失敗するようになった理由とは?」(ドッグトレーナー 児矢野いくみ監修、2025年7月16日)。いぬのきもちWEB MAGAZINE は本文でマーキングを扱っていないため、この記事では引いていません。公的機関・学術の出典はありません。